メモリ(DRAM/NAND)価格の高騰 → スマホ値上げラッシュの危機!?
最近のメモリ(DRAM/NAND)価格高騰の話題は、2026年に入ってから本当に深刻化していて、スマホ業界全体が「値上げラッシュの危機」に直面してる状況です。
なぜこんなに急騰してる? 主な原因
- AIブームの爆発的需要(OpenAI、Google、MicrosoftなどのデータセンターがDRAM/NANDを大量買い占め)
- 特にHBM(高帯域幅メモリ)やサーバー向けDRAMが優先生産され、スマホ/PC向けの汎用DRAM(LPDDR)やNAND(ストレージ)の供給が極端に絞られてる
- 結果:需給が完全に崩壊 → メモリメーカーの価格決定力が史上最高レベルに強まってる
- 2025年後半から始まった高騰が、2026年1Q(1〜3月)で過去最大級の跳ね上がりに加速
具体的な価格上昇幅(2026年1Q時点の契約価格、前四半期比)
- 従来型DRAM全体:90〜95%上昇(一部カテゴリで100%超も)
- スマホ向けLPDDR4X/LPDDR5X:約90%↑
- PC向けDRAM:105〜110%↑(ほぼ2倍)
- NANDフラッシュ:55〜60%上昇(一部で100%近く)
- モバイル構成例(8GB RAM + 256GBストレージ):前年比で約200%(3倍近く)上昇
- スマホの部品原価(BOM)全体でメモリ比率が10〜15% → 30〜40%に急増
- スマホ全体の製造コスト:平均5〜25%上昇(メーカーによる)
スマホ業界への直撃影響
- 低価格帯Android(3〜5万円台、1円スマホ)が壊滅的 → メモリが原価の15〜20%を占める中価格帯以下で利益が出せなくなる → 「1円端末」終了or大幅縮小の可能性大
- ミドルレンジ〜ハイエンドも値上げ圧力 → スペックダウン(RAM/ストレージ減らす)か価格転嫁の二択 → Android出荷台数全体で2026年は前年比2〜数%減の予測も
- iPhoneも無傷じゃない → ティム・クックCEOが決算で「メモリ価格が大幅上昇中」と明言 → iPhone 17/18シリーズで利益率圧迫、値上げの可能性あり
- グローバルスマホ出荷予測:下方修正ラッシュ
いつまで続く? 収束見通し
- 楽観派:2026年後半〜2027年に新工場稼働で緩和
- 現実派:2027年いっぱい〜2028年まで高止まりor不足継続
- 悲観派:AI需要が止まらない限り「構造的な不足」で10年単位も
- 今のところ2026年はさらに悪化の声が圧倒的多数
つまり「今買えるうちに買っとけ」か「我慢して様子見」かの極端な二極化状態になってます。特に春〜夏の新モデルは覚悟が必要で、コスパ最強だった格安Androidの時代が終わるかも…という危機感が迫っていると考えています。

