【初心者でも簡単】Amazon KDPで本を出版する方法｜アカウント作成から出版までの完全ガイド
「自分の本を出版してみたい」
ステップ1：KDPアカウントの作成
KDP公式サイトにアクセス Amazon KDPの公式サイトにアクセスし、「サインイン」または「サインアップ」をクリックします。すでにお持ちのAmazonのショッピング用アカウントでサインインできます。 著者/出版社情報の入力 氏名、住所、電話番号などを入力します。これは、後ほどロイヤリティ（印税）の支払いを受け取るために必要な情報です。 税に関する情報の入力【最重要ポイント】 アカウント作成における最初の関門が「税に関する情報」の入力です。ここで、TIN (Taxpayer Identification Number)＝納税者識別番号の入力を求められます。 TINとは何か？ なぜ必要なのか？ KDPはアメリカのAmazonが運営するサービスです。そのため、あなたが日本在住であっても、アメリカの税法に基づいてロイヤリティから源泉徴収（税金の天引き）が行われる可能性があります。 TINとは？：日本では**「マイナンバー（個人番号）」**がこれに該当します。 なぜ必要？：日米間には「租税条約」という取り決めがあります。TIN（マイナンバー）を提出して所定の手続きを行うことで、この条約が適用され、アメリカでの売上に対する源泉徴収税率が30%から0%に引き下げられます。
「私はTINを発行していない」を選択するとどうなる？ ご質問いただいたこの選択肢について解説します。 
もしあなたが税情報のインタビューで**「私はTINを発行していない」**にチェックを入れて手続きを進めた場合、以下のようになります。 結果：日米租税条約が適用されません。 影響：Amazon.com（米国）での売上から発生したロイヤリティに対して、30%の源泉徴収税が課せられます。
例えば、アメリカで1,000円のロイヤリティが発生した場合、300円が税金として天引きされ、あなたの手元には700円しか入ってきません。これは非常に大きな差です。 【結論】 日本にお住まいでマイナンバーをお持ちの方は、必ずTINとしてマイナンバーを入力することをおすすめします。 これにより、アメリカでの売上に対する不要な税金を回避できます。 この税に関する詳しい情報は、ご提示いただいた2つ目のURLで解説されています。 参考URL②： 税に関する情報 - Amazon KDP このページには、なぜ税に関する情報が必要なのか、TINとは何か、租税条約の適用を受けるための手順などが公式に説明されています。迷ったらまずここを確認しましょう。
ステップ2：本の情報を登録する（KDPの本棚）
参考URL①： KDPの本棚 - Amazon KDP この「本棚」があなたの出版活動の司令塔です。ここから新しい本を作成したり、出版済みの本を編集したり、売上レポートを確認したりできます。
Kindle本の詳細 本のタイトル、サブタイトル ：読者の興味を引く魅力的なタイトルをつけましょう。著者名 ：ペンネームも使用可能です。内容紹介 ：本の「あらすじ」や「魅力」を伝える重要な部分です。読者が購入を決めるポイントになります。キーワード ：読者がAmazonで検索しそうな単語を7つまで設定します。SEO対策として非常に重要です。カテゴリー ：あなたの本がどのジャンルに属するかを2つまで設定します。
Kindle本のコンテンツ 原稿のアップロード ：執筆した原稿（Wordファイル、EPUBファイルなど）をアップロードします。KDPが自動でKindle形式に変換してくれます。表紙のアップロード ：本の顔となる表紙画像をアップロードします。デザインに自信がない場合は、KDPに用意されている「表紙作成ツール」を使うこともできます。
Kindle本の価格設定 ロイヤリティプラン ：**70%と 35%**の2種類から選べます。70%を選択するには、価格が250円〜1,250円であることなど、いくつかの条件を満たす必要があります。価格設定 ：日本円で価格を設定すると、各国の通貨に自動で換算してくれます。
ステップ3：出版と販売開始
まとめ
アカウント作成 ：税務情報でTIN（マイナンバー）を入力するのが節税の鍵。本棚で情報登録 ：タイトルや内容紹介、キーワードが売上を左右する。原稿と表紙をアップロード ：準備したデータを入稿するだけ。価格を決めて出版 ：ボタン一つで世界へ。
調べるとTINとしてマイナンバーを入力することをおすすめしますとなったのですが、実際には発行していないを選択しました。何が正しいのかよくわかりませんでした。
