ふとWindowsのタスクマネージャー（またはタスクトレイ）を見たときのこと。
「Quicklook」という、全く見覚えのないソフトが常駐起動していることに気づきました。
「え、なにこれ？ 勝手に入ってる？」
「もしかしてウイルスとかスパイウェアの類？」
知らないアプリが勝手に裏で動いているのって、めちゃくちゃ怖いですよね。
すぐに削除すべきか悩みましたが、まずは正体を突き止めるべく調べてみることにしました。
1. 見つかった不審なプロセス2つ
詳しく見てみると、動いていたプロセス（プログラム）は以下の2つ。
quick-look
quick-look-daemon
名前だけ見ると「macOSの機能？」とか「ファイルプレビュー用のツール？」っぽいですが、自分でインストールした記憶は全くありません。これが常駐しているというのが不気味です。
2. 正体判明！犯人は「Insta360 Studio」
Google検索やファイルの場所を辿って調べてみた結果……。
なんと、これの正体は「Insta360 Studio」の関連ソフトだということが判明しました！
最近、Insta360のカメラを使っていて、編集ソフトである「Insta360 Studio」をアップデートしたんですが、どうやらそのタイミングで一緒に追加された機能のようです。
3. なぜ常駐しているのか？
調べてみると、この「Quicklook」という機能、Insta360で撮影した特殊なファイル（insv形式など）を、専用ソフトを立ち上げなくてもエクスプローラー上でサクッとプレビュー（サムネイル表示や再生）できるようにするための機能らしいです。
便利機能と言えば聞こえはいいですが、ユーザーに断りなく常駐プロセスを2つも（daemonまで！）走らせるのは、正直ちょっと驚きますよね……。
4. とりあえず「様子見」することに
正体が「Insta360 Studio」の正規ファイルだとわかったので、とりあえずセキュリティ的な危険性はないと判断しました。
quick-look
quick-look-daemon
この2つが動いていても、今のところPCが極端に重くなるような挙動はなさそうです。
無理に停止させて、Insta360のファイルが見られなくなったり、ソフトが起動しなくなったりするのも面倒なので、一旦はこのまま「様子見」ということにしました。
まとめ
知らない常駐ソフトがいるとヒヤッとしますが、今回はInsta360 Studioを使っているユーザー特有の現象でした。
もし同じようにWindowsで**「Quicklookってなんだ！？」**と不安になっている方がいたら、まずは最近Insta360関連のソフトを入れなかったか思い出してみてください。恐らくそれが犯人（？）です。
PCの動作に悪影響が出ない限りは、そっとしておいても大丈夫そうです。
