Windows 11でモニターの電源が勝手に切れるトラブルシューティング体験記
こんにちは! Windows 11を使っていると、たまに謎のトラブルに遭遇しますよね。最近、私のPCで起きたのが「モニターの電源が勝手に切れる」問題です。電源管理の設定を確認しても「画面をオフにする」時間は長めに設定してあるし、スクリーンセーバーもオフ。なのに、無操作の状態で突然画面が真っ暗になってしまう…。しかも、PC本体はスリープせずに動いている感じで、モニターだけがオフになるんです。
症状の詳細
- OS: Windows 11
- 症状: 無操作で数分~十数分経つとモニターの電源が落ちる(画面が黒くなる)
- 確認した設定:
- 設定 > システム > 電源とバッテリー > 画面とスリープ: 「画面をオフにする」時間を「なし」や長時間に設定済み
- スクリーンセーバー: なし
- 電源プラン(詳細設定): ディスプレイのオフ時間も問題なし
- 追加情報: MicrosoftのPowerToysをインストールしていて、常時起動中
最初はグラフィックドライバーの問題か、モニター側の省電力機能かと思って調べまくりました。ドライバー更新したり、モニターのメニューで省電力設定をオフにしたり…でも改善せず。
原因は意外なところに! PowerToysのAwake機能
PowerToysはWindowsを便利にする公式ツール集ですが、その中のAwakeというモジュールが犯人でした。
Awakeは、本来「PCをスリープさせない」ための機能です。長時間のダウンロードや処理中に便利なんですが、デフォルト設定ではPC本体は起き続けるけど、ディスプレイ(モニター)は通常の電源設定に従ってオフになるよう設計されています。でも、私の場合、なぜかAwakeがオンになっているせいで電源管理が微妙に干渉し、意図せずモニターだけが早くオフになる症状が出ていました。(Awakeのバグや設定の組み合わせによるものと思われます)
PowerToysのAwakeはインストール時にデフォルトで有効になる場合が多く、気づかないうちに影響を与えることがあります。
解決方法: Awakeをオフにする
- タスクバーのシステムトレイ(時計の近く)でPowerToysのアイコン(ティーカップみたいなやつ)を右クリック
- 「Awake」のメニューからオフにする(またはPowerToysの設定アプリを開いてAwakeを無効化)
- PCを再起動(念のため)
これで即解決! モニターの電源が勝手に切れる現象がぴたりと止まりました。電源管理の設定通りに動作するようになりました。
まとめとアドバイス
PowerToysは超便利ツールですが、Awakeのようなバックグラウンド機能が予期せぬ影響を及ぼすことがあります。特にモニターやスリープ関連のトラブルで原因不明の時は、まずPowerToysの各モジュールをチェックしてみる価値ありです。
もし同じ症状で困っている人がいたら、試してみてください! Awakeが必要なければオフにしておくのがおすすめ。必要なら「Keep screen on」のオプションをオンにすると、画面も常時オンにできますよ。
トラブル解決って達成感ありますよね。また何か面白いTipsを見つけたらシェアします!
